金福寺は平安時代から存在し、江戸時代には松尾芭蕉が滞在したことでもよく知られているお寺です。
本堂の前にある庭園の枯山水は風流で美しく、多くの人に長い間愛されてきました。
この記事では金福寺の紹介と庭園にある枯山水の見どころについてまとめました。
金福寺とは?
金福寺庭園は京都市左京区にある金福寺内の庭園です。金福寺は平安時代に天台宗のお寺として創建されました。その後荒廃しましたが、江戸時代に臨済宗南禅寺派の僧侶・鉄舟によって再興されて、宗派も臨済宗南禅寺派に改められます。金福寺は松尾芭蕉が鉄舟を訪ねて滞在したことでもよく知られ、その名残から庭園の東側にある草庵は「芭蕉庵」と呼ばれるようになりました。この芭蕉庵は一時期荒廃していたものの、芭蕉を慕う与謝蕪村が再興しています。金福寺庭園は本堂のすぐそばにあり、一面に白砂を敷き詰めている枯山水の特徴を活かしたシンプルな庭園です。金福寺庭園がいつごろから現在の状態になったのかは詳しく知られていませんが、昭和初期に大幅な改修が行われ、それからも随時改修が行われている様子から、枯山水の庭園として常に手入れが行われ美しさが保たれています。
金福寺にある枯山水庭園の見どころ
金福寺庭園の枯山水の見どころは一面に敷き詰められた白砂と背景に広がる見事なサツキの築山です。
金福寺庭園は本堂のすぐそばにある小さな庭園でシンプルな枯山水が特徴ですが、そのシンプルがかえって見る人に風流な印象を与え、穏やかな空間を作り出しています。
三段重ねの生け垣の向こう側には芭蕉庵があり、こちらも素朴な味わいになっています。
金福寺庭園が一年で最も見応えのある季節は秋です。
金福寺庭園のそばにある紅葉が鮮やかに色づく時期は特に見頃だと言えます。
枯山水と紅葉の色合いのコントラストは圧巻で、訪れた人に大きな感動を与えてくれるでしょう。
金福寺にある枯山水のめぐり記録
2020年11月19日(1回目の来園)
金福寺の住所・アクセス
庭園名 | 金福寺 |
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住所 | 〒606-8154 京都府京都市左京区一乗寺門口町27 |
アクセス | 叡山電鉄本線「一乗寺駅」より徒歩15分 |
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